不登校だった息子が自ら高校を選び、毎日通うようになった体験談

現在高校2年生になる私の長男。今現在は毎日高校に積極的に通学し、成績も良いとは言えないものの、普通に勉強を頑張り、友達もできて楽しそうな高校生活をおくっています。以前は小学校、中学と、殆ど行ってはおらず、いわゆる不登校だった息子。何故ここまで本人の気持ちが変化したのかははっきりとは分かりませんが、その経過についてシェアできたらと思います。

小学校4年生位の頃からでしょうか、朝起こしても起きない、具合が悪いので休ませて欲しいと訴えてくる日が多くなりました。最初は休ませていたものの、あまりにも頻繁になってきたので私も不安になり、学校に相談したり、行政のセンターに聞いてみたりしましたが解決する事はありませんでした。子育て本も沢山読みましたし、何とか学校に通わせなければ、と焦るばかりの毎日でした。

祖父母も心配してくれましたが、結局責任は私にあるのでは、というような事を言うばかりでしたし、夫に関しては余り係わりたくないというような態度で頼りにならず、日々悶々とした気持ちで過ごしてきました。学校の担任の先生は毎日のように電話を下さり協力的ではありましたが、それで解決するような見込みもありませんでした。息子は私が口うるさく言うので時々学校に行きましたが、行った翌日にはまた休む、を繰り返し、そんな状況を中学校まで引きずっていたのです。

そんな状況だったある日、私は市の図書館で1冊の本に出会いました。子育てのノウハウの本とは全くジャンルの違う本でしたが、そこに書かれていた言葉で目が覚めるような気持ちになったのです。そこにかかれていたのは、今まで私が息子に対してしてきた行動や言動が、いかに影響を与えていたのかを深く教えてくれるものでした。人は、例え子供であっても一つの素晴らしい人格を備え、使命を持ってこの世に生まれてきた魂であり、それを例え親であっても、変えよう、としてはならない。

その日を境に、私は息子を信じ、息子を変えよう、学校に行かせよう、と思うのを辞めました。自分の言動に注意し、息子に関しては流れに任せよう、と決めたのです。

その後息子はとても明るく、積極的になりました。長い期間ではありましたが徐々に変わっていってくれたように思います。そして自ら高校を選び無事合格、今に至ります。

この体験が、同じような境遇の方々に何らかの気付きになれれば幸いです。